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ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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ほのさん不調の覚え書き。

この3日間、かなり不調だったほのさん。

これまでとちょっと経過が違ったので、
ちょっと覚え書き。


月曜日、入浴後に普段よりも痰があまり取れず。
サチュレーションがなかなか100にならない。
肺雑はほとんど聴取されず。

その後、午後イチのケアをして、
胸を動かしていると、
酸素1㍑ONしているにもかかわらず、
サチュレーションがかなり不安定に。

普段、吸引中でも、サチュレーションが揺れることはほとんどないのだが。

通常量の痰が取れたのち、聴診すると、
雑音はないのだが、
左肺のエアー入りがかなり弱い。

再度、胸を動かして再び吸引すると、
少しだけ改善。

そのあとすぐに訪問リハの先生がいらしたので、
いつもより丁寧に肺リハをお願いした。

やはり、その最中にも痰の動きは感じられず、
吸引するも、ほとんど引けない。


その後も、一生懸命胸を動かすと改善するが、
時間が経つとエアー入りが弱くなる、という繰り返し。

夜中2時半以降、常時酸素0,25㍑ON。




火曜日。

あいかわらず左肺のエアー入り微弱。

午前、ヘルパーさんと2人で排痰&吸引すると、
ものすごい量の痰が取れて、
これで改善するかと思われたが、
air入りは相変わらず弱い。

午後、訪問看護師さんと排痰&吸引後、
少しだけ改善するも、
時間が経つとまた悪化。

水分を40ccいつもより増やして、
痰をやわらかくすることに。


そして、今日。

朝、ソリタT3を注入後、排痰。

左肺から、かなりトロッとした痰がズズズッと抜けた。

それ以外の痰は、
水分増量の効果か、サラサラした感じにはなったが、
あいかわらず引きにくい。

「抜けた」感覚は当たり、
air入りが最も弱かった、左上葉区への空気の入り方が改善。

その後も丁寧に胸を動かしていくと、
左上葉区にairが入りはじめたせいか、
もっと下の抹消の方での痰の動きが聴取されるようになる。

吸引中、体を動かしたりしても、
大幅なサチュレーションの揺れはなくなり、
酸素0,25㍑で100をキープ。

20分おきに体位ドレナージを行い、吸引する。

時々、左肺が下になると、
サチュレーションが下がることがあるが、
ケア後、時間が経っても、閉塞することはほぼなくなった。

ほのさんの声も、
引っかかったような弱弱しい声から、
普段の声になる時間も増えた。




これが、経過。

今回もまた、詰まったのはいつものように左肺。

だが、いつもと違うのは、
痰が増え始め、そのうち左肺が詰まり、
時間がかかって抜け、
頑張って吸引しているうちに痰量も元に戻り回復、
という経緯を辿らなかったこと。

特に風邪を引いた様子もなく、
鼻水なども全く増えなかった。

なんだか急に、左肺上葉区の太いところが細くなった感じ。




これまでも、何度も無気肺を起こしてきたほのさん。

その中で、CRPが上昇するような感染を被って、
そのせいで痰が増えていっぱいになってしまった感じのときと、
感染などの感じもないのだけど、
いつもどおり丁寧に排痰していても、
なんだか取りにくくなって、
なかなか抜けずに苦労するときと、
2パターンあった。

今回はその後者で、
しかも、経過がなく、急に。

このパターンがおきたときのことを振り返ってみると、
だいたい、秋口と、この春先。

何日もairが入りにくい状態が続き、
改善が見られないで入院することもあった。

だが、この2パターンのどちらであっても、
病院ですることは一緒で、
点滴で水分を取り、抗生剤の投与。

入院させなくてすむようにと、
自宅で抗生剤を経口接取させてみたこともあったが、
明らかな効果はなく、
むしろ下痢しておわり、みたいな。

結局、抗生剤が有効な原因ではない、ということ。




でも、結局、それしか手立てがなくて、
入院しても、おうちでできないことといったら、
点滴くらいだし。

何か他に手立てはないいのかと、ずっと思ってきて、
また、今回のエピソード。





今回、airの入り方などからして、
今までなんとなく予想してきたことが、ちょっとはっきりしたような。

左肺の上の方、気管の結構太いところが、
(きっと、もともとほのさんは細いのだが)
何かのきっかけでさらに細くなる、あるいは潰れて、
airの入りが悪くなる。

すると、それより下の肺胞が膨らみにくくなって、
そこにどんどん痰が溜まっていく。

airがあまり入っていないから、
雑音もあまり聞こえない。

どんどん痰は溜まるけど、
気管が細くなっているから、
引きづらい。

だから、いつものような、
いつも以上の排痰をしても、
いっこうに取れない。

それならば、痰を柔らかくして、動きやすくして、
上がりやすくして、
細い気管からも引けるようにするしかない。



そんな感じなのかなって。


それじゃあ、なんで気管が細く(狭く)なるのか。

気候?季節柄?

吸引の刺激?

攣縮?

ちょっとした体調の不調?



それはよくわからんのだけども。


ひとつ気になっているのは、吸引の刺激。

ほのさんは、痰が上がりにくいので、
吸引のカテーテルを、結構深く挿入している。

こんな状態になれば、いつもよりさらに吸引が頻回になるし、
刺激しないようにといっても、
痰は取らなくちゃいけないし……。

だから、カフアシストが早く使えるようになって、
いまよりも、ほのさ的に負担のない方法で、
痰をあげてやることができたら、
そんなに深く挿入しなくてもいいんじゃないか、とか。



あとは、PEEPの設定を、
いまよりも上げてみるのは、どうか、とか。。



まあどれも素人考えで、
前提になる「原因」それ自体が不確かだから、
今度の入院で、
CTを撮ってもらおうかと。

以前、CTを希望したら、
必要ないと言われて断念したんだけど、
これだけ無気肺を繰り返しているんだから、
再度、お願いしてみよう。





airが入りだしたら、
今度は抹消の痰が動き出して、
なかなか雑音がとれなーい、みたいなジレンマに陥っておりますが。

まあ今晩は、

いつ搬送するか、

みたいな心配は、ひとまず逃れたんじゃないか。





とゆーわけで、今晩も、
がんばりますー。

ほのさんは、スヤスヤおやすみしていて、いいんだよ。


 

ほのさん不調の覚え書き。_f0199379_1027361.png



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by honohono1017 | 2012-05-16 21:00 | Condition
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