ほのさんのバラ色在宅生活 |
(待ちにまったブツの到着 つづき)
到着した発泡スチロールの箱は、 ほのさんが首を長くして待っていた、 A県の大学に通う、医学生のMおねえちゃんからの贈り物! さっそく、開けてみた! ![]() 中にはたっぷりと、 ふわふわの真っ白い、雪、雪、雪! ちょうどリハビリが終わり、ベッドに戻る前だったほのさん。 リハのS先生と一緒に、 がっつり触ってみた! 生まれて初めて触る雪の冷たさに驚いたのか、 冷たさを「痛い」と感じたのか、 ほのさんは、両目をカーッ見開いていたよ。 雪のあまりの白さに、 ほのさんのお顔に、光りが反射。 楽しみにたのしみに待っていた雪。 とっても白くて綺麗だけど、 その手触りは、ほのさんの予想に反して「辛かった」らしく(笑) だんだん顔つきも、ひきつってきた! 箱のなかには白い雪といっしょに、 きれいなブルーの封筒がはいっていた。 中には、ほのさん宛の、ひらがなで書いてくれたお手紙と、 かあさん宛のお手紙が入っていた。 読んでみると、 Mさんが、どうして「雪を送ってあげよう」なんてステキなことを思いつくのかがわかるほど、 とても心に響くお手紙だった。 日々の生活は、それ自体に追われてしまうことも多く、 毎日が変わり映えしない繰り返しのように思えたり、 狭い世界でこじんまり暮らしているように思えたり、 息苦しく感じることもあるけれど、 Mさんのように、 雪の降る晩に出た月をじっと眺めたり、 雪かきのしていないお宅の人の暮らしに思いを馳せたり、 ゆったりとした心で、想像力を持って 耳を澄まし、じっと見つめてみると、 自分と同じようなささやかな暮らしがそこにもあそこにもあることを感じられ、 それがなんだかとてもあたたかく思えることがある。 そんな時間は、大きく現実を変えることはなくても、 なんだか心が豊かになったような気がして、 ちっぽけな「日々」が愛おしく感じられる。 Mさんからの贈り物は、 ほのさんとかあさんを、 そんなあたたかな気持ちにしてくれた。 それから、とうさんが帰ってきたら、 Mさんがお手紙で指示してくれたように、 この雪を使って、みんなでちょっと遊んでみようと、 あわてて冷凍庫の中身を出し、 大事に発泡スチロールの箱をしまった。 とうさんには、200mLの小さなシャンパンを買ってきてと頼んだ。 そのわけは…… ![]() 雪で、シャンパンを冷やしてみようと思って。 Mさんのおかげで、おもいがけず、 おいしいシャンパンを躊躇することなく買って飲めた(笑) (躊躇しなかったのは、かあさんだけで。 雪で冷やす、というプランは、帰ってきてからのお楽しみ! と思って、 ただ単に「200mLのちっちゃいシャンパン買ってきて」 とだけ言ってとうさんに発注。 とうさんも「わかったー」と言って電話を切ったのだが。 しばらくしてとうさんから電話があり…… 「750mLのほうがお得だけど。」と……。 いやいや、そりゃそうなんだけど。 今日に限っては、お得とかじゃなくて、 瓶が大きいと、雪で冷やせないんだよねー。ってなった 笑) もちろん、 ほのさんも、ほのさんの楽しみ方をした。 ![]() ちっちゃな、ゆきだるま! また来年、としまったサンタさんの帽子を急いで出してきて。 目は「ゴマ」、口は「赤唐辛子」、 手は「楊枝」! はやくしないととけちゃうよ~、 と3人でわいわい言いながら、楽しく作った。 ほのさんのベッドに置いて写真を撮っていると、 みるみるうちに、雪だるまのしたの方から溶けてきた。 それもそのはず、ほのさんのベッドは、 電気毛布が2枚もはいっているからねん。 雪が、白くて、冷たくて、 しばらくすると、溶けちゃうんだと、知ったほのさん。 でもこの雪は、冷たいだけじゃなくて、 Mおねえちゃんのあったかさがつまていることも、 ほのさん、ちゃんと感じたかな。 ![]() ほのさんの白い手で、おもいきり握った、 白いしろい、雪。 はじめての、しろいゆき。 Mおねえちゃん、ほんとうにありがとう☆ 読んでくれてありがとう。 ポチッとな↓ も、お願い! ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 このブログ「ほのさんのバラ色在宅生活」が 本になりました♪ 「ほのさんのいのちを知って」 絶賛発売中☆ 紀伊国屋書店 TSUTAYA ONLINE eb!STORE アマゾンでも入荷したみたい。送料無料ですので、ぜひ。 ↓ ↓ ↓ ↓ アマゾンで「ほの本」購入
by honohono1017
| 2012-01-17 14:35
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