ほのさんのバラ色在宅生活 |
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昨日は、ほのさん定期通院の日。
ここ何ヶ月の間は調子がよかったので、 受診時も特に先生に相談することもなかったのだが。 今回は、かあさん的に不安要素てんこ盛りで、 ちょっと時間がかかることも覚悟で、出発。 この2年間連続で、 11月に呼吸不全、無気肺で緊急搬送されているほのさん。 今年はそんな事態にならないために、 注意して注意して、いるものの、 やはり、季節の変わり目、 気温や湿度の劇的変化は、キビシー要因。 10月の頭、久々に肺のコンディションが悪くなり、 そのまま痰が抜けずにすっきりしないまま、 どんどん寒くなって…… そして魔の11月、 みたいな最悪のシナリオを想像してしまうのだが、 今回の不調は、5日くらいですっかりよくなった。 しかし、相変わらず、 下痢をたびたび繰り返し、胃残(ミルクの飲み残し)もなんだか多く、 本調子ではない様子。 そんななか、ちょうどお誕生日の朝、 呼吸器のチェックをしていたら、 PEEPが、設定5のはずが、実測3、という低さになっていた。 (PEEPとは…… 人工呼吸器から送られる空気と圧で、人工的に肺を膨らましているのだが、 圧を送らないとき、つまり肺がしぼんだとき……吐いているとき、に、 まったく圧をおくらず、肺をぺしゃんこにせず、 少しだけ圧をかけておくわけです。 そうしておけば、ぺしゃんこの肺を膨らませるよりも、 吸気の時に肺が膨らみやすくなるわけです。) これまでも、PEEPが設定値よりも高くなったり低くなったり、 ということはあったのだが、 いつも、やはりほのさんの体調が揺れている時、 つまり肺のコンディションがよくないときに起こっていたので、 機械の調子、というよりも、 ほのさんの体調からその原因を探ることもしなくてはならず。 今回も、痰が多く、肺雑も多く聴かれている時だったのだが。 肺の中に分泌物が多くて、 いつもの圧をかけても肺が膨らみにくく、 PEEPが設定の5まで上がらないと考えるなら、 吸気圧26設定のところ、 最高圧も下がるのではないかしらん……とか。 いやむしろ、痰が多くて閉塞気味ならば、 圧は高くなるんじゃないか……とか。 それとも、リーク(漏れ)が多くて、 ちゃんと肺まで圧が到達していないんじゃないかとか。 そういえば、生まれてから1回も、 カニューレのサイズアップしていないしな……。 そして、最近、やけにお腹にガスが溜りやすく、 胃チューブからもエアーがたくさん引ける。 じゃあ、呼吸器の設定はそもそも体格にあっているのかな、とか。 いまやほのさん、身長100センチ、体重12キロ……。 まあ、そんなもろもろを 主治医のA先生にぶつけてきた。 とりあえず、呼吸器の設定のことと、PEEPのことは、 先生にゆっくりかんがえていただくことにし、 来月、カニューレはワンサイズアップしてみようか、 ということになった。 おうちではそんな風にいろいろあるのだが、 やっぱり受診日には、体調の良いほのさん。 それがいいのか悪いのか、 昨日は、いつものホルモン注射に加えて、 水疱瘡の予防接種をし、 結局、両腕に、ちっくん、とされたわけです。 この冬は絶対に入院しない! という目標を死守……したいです。。 そんな盛りだくさんな受診を終え、 最後に看護師さんたちに、 「ほのちゃんよんさい、おめでとー。」 と言われ、 注射されたことなどすぐに忘れてしまった様子の、 嬉しそうなほのさん。 帰り道には、車窓からコスモスを見たよ。 さてさて、 このところ、エッセイの連載のご紹介をしていませんでした。 大変遅れましたので、 WEBでは見られませんが、 紙面には掲載されている写真とともに、ご紹介します。 第6回 拙著「ほのさんのいのちを知って」ご紹介の巻き 第7回 「夢はかなえるものなのだ」の巻 第8回 「夢はかなえるものなのだ」の巻 その2 詳しい記事は、こちら から読めます
by honohono1017
| 2011-10-21 11:52
| News/Report
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