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ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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ついに、この日が……

ついに、この日が……_f0199379_18251831.jpg

ついに、この日がきた……と、
思わず、ほのさんの手を握った。

関東甲信越地方の病院で治療を受けていた10代前半の男の子が、
12日朝、脳死と判定され、
家族が脳死からの臓器提供を承諾したことから、
臓器移植に向けた手続きが進められているという。

15歳未満の脳死判定 臓器移植へ NHKニュース

このNHKニュースによれば、

「院で脳死判定を行った結果、男の子は12日午前7時37分、
脳死と判定され、死亡が確認されました。」

と記されている。

「脳死と判定され、死亡が確認された」……

もちろん、臓器移植法は、
脳死を人の死と定めた上で、
臓器摘出、移植を行うものであるから、
脳死判定で脳死が確定した段階で、
「死亡」となるのだが、
まだ、心臓が動き、温かい体の少年が、
はっきりと「死亡」とされる、この違和感。

改正臓器移植法施行後、
15歳未満の脳死判定は初めてである。

そして、少年は、
「将来、世の役に立つ大きな仕事をしたいと言っていた」というが、
本人の、臓器提供に対する意思は、わからない。

夕方、たまたま見ていた情報番組でキャスターが、

「まさにいのちのリレーがはじまった。
彼のすばらしい意思が無駄にならないように、
手術が無事行われるように見守りたい」

というようなことを少し興奮気味に言っていた。

このニュースを、いま、
日本の人たちは、
どのように受け止めるのだろうか。

こどものいのちは、
誰のものだろうか。

親が、決めていいのだろうか。



明日未明、
その温かく、心臓が鼓動をする少年の体に、
メスが入る。

臓器が、
取り出される。


ほのさん。

かあさんは、あなたのいのちが、
とってもとってもたいせつで。

ほのさんのいのちは、
ほのさんのものであって、
それでも、あなたのおもいどおりにいかないの。
それほど、とうといものよ。

かあさんは、
ほのさんのしんぞうが、うごきつづけるかぎり、
きょうのように、
あなたが、おだやかなほほえみをうかべられるように、
あなたのいのちを、まもります。




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by honohono1017 | 2011-04-12 18:42 | News/Report
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