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ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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医療の「協同」のために。

一昨日、東北に住んでいる、
ちょっとおにいさんのおともだちと、
電話でもしもしした、ほのさん。

元気そうな声に、こちらが元気をもらった。

その何時間後に、
再び襲った、大きな余震。

夜の11時半をまわっていたが、
復旧したばかりの電気も、また停まってしまったという。

天災ばかりは、どうしようもないが、
復興へと大きく乗り出した矢先の余震は、
さぞ被災地の方々の身や心に堪えただろうと思う。

翌日、こちらは春の嵐ともいうべき、強風。

ベランダはとっちらかって、
片付けようにも、怖くて窓が開けられないほど。

せっかく咲いた花たちが、かわいそうだわ、
と、桜の心配をしている場合でもなく、
かあさんは、なんだか寒気がして、頭痛がして、
マスクをして、布団を被っていた。

気圧が動いていると思われるときは、
偏頭痛とか、神経痛とかある身には、堪え。
(※かあさんは、30代です……)

でもって、やっぱりそんなときは、
ほのさんの痰も、手ごわくなり。

なんだか2人して、ヒーヒー言いながら、
過ごすことになった。




さて、2月に開催された、
「日本小児科学会倫理委員会公開フォーラム」において、
「重篤な疾患を持つ子どもの医療をめぐる話し合いのガイドライン(案)」が
話し合われた、という記事を、以前書いた。

以前の記事はこちらこのガイドラインに対する意見を、
日本小児科学会が募集しているらしい。

ということで、日本小児科学会のHPをのぞいてみたが、
どこにも見つけられず、
結局、南條先生に教えていただいたのだが、
「11.4.5」の更新のところを開くと、
その旨、記載があった。

意見を募集している割には、
このガイドラインの原案は、
日本小児科学会のHPのどこにも載っていない、という不思議。

日本小児科学会倫理委員会のフォーラムが、
公開で行われたということ、
そして、そこでガイドライン(案)が提示されたということは、
すばらしいことだなあと思っていたけど、
これでは、せっかく意見を募集しても、
どれだけの人が投稿するのだろうか。

普通の人間関係とは違う、
医療者と、患者家族の特殊な関係。
限られた時間の中で、
いのちのゆくえを決めるような、
大切なことを決めなければならないときに、
医療者がどうやって医療者としての役割を果たすのか、
そのとき、患者家族にどのような気持ちが起こり、
そのふたつがどう作用するのかは、
色々な立場から検証することがなにより必要なことだと思う。

しかも、「こども」のいのちだ。

医療者側も、患者家族も、
こどもの幸せと、安楽な生活を考えていることに違いはない。

だが、十分に、話してみないとわからないことは、
非常に、多い。

病院の中で行われる「医療」が、
もっと開かれ、
医療者と患者家族の「協同」で行われるように。


すでに、その姿勢が問われているのではないか。

さっそく、かあさんも意見を送ってみよう。



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by honohono1017 | 2011-04-09 17:20 | normalization
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