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ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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膨らむは、桜の蕾、小さな胸。

月曜日の夜から、
ちょっと久々に不調なほのさん。

急に、左胸のエアー入りが悪くなった。
だけど、聴診しても、胸を掴んでも、
痰の音も、響く感じもない。

だが、呼吸器から送りこまれる空気の音がほとんど聞こえない、
ということは、
痰が詰まっているに、違いないのだ。

サチュレーションも不安定、
二酸化炭素が溜まったりすることも心配。

とりあえず、普段にも増して、
体位ドレナージとスクイージングを魂込めて。

もっと簡単に手っ取り早く改善できればいいけれど、
結局、ほのさんを揺すったり持ち上げたり、
手をつくすほか、ない。

これだけ頑張れば、
ズズズッと大モノが引けてもいいはずなのだが、
いつもよりも、ナゼか痰の量が少ない。

ということは、痰が固くて動かない、
だから聴診しても聞こえず、
吸引しても引けない...ということか。

それで、注入する水分量を増やしてみた。

考えてみれば、
このところ停電に備えて、保温のために体温を高めにすることが続いていた。

その上、お腹の調子がわるく、
ミルクの飲み残しも多かった。

ほのさんのベスト時の水分量が、
保てていないのかもしれない。

水分量を増やしはじめた晩から、
徐々に、固めの痰が引けてきた。

エアー入りの音がはっきりしだし、
かわりに、痰の雑音がスゴイ。

少し、ホッとした。

空気がちゃんと肺に入って、
あとは痰をこまめにひけば、
大事には至るまい。

痰が詰まって無気肺になって、
呼吸不全になって搬送したことが、
これまで二度あった。

健康な人にとって、
痰の存在なんて、あんまり意識しなくても出せるし、
ちょっと苦しければ、
カーッペッ、ってやればいいもので。

まさか、痰が原因で、
いのちを落としそうになるなんて、
考えてもみないことだった。

そして何より、痰が出せずに、
死にかけるほのさんを目の前に、
必死に『手当て』をすることは、
やはり辛いことであったから、
今回も、気を抜けない。

だが、これまでと、
少しだけ、心持ちが、
ちがう。

先日行われた、『まいど!医療的ケア』で、
吸引や経管栄養などの医療的ケアについて、
講師をしてくださった看護師さんのお話が、
とても心に響いているのだ。

そのお話は、こういう内容だった。

吸引の必要なこどもたちだけが、痰が出るわけではない。
私たちだって同じようにたくさんの痰が出ていて、
それを無意識に処理しているだけだ。
だから、『吸引』という行為を、
あまり特別なものと思わないで。


ほのさんは、痰が詰まれば、
死に至ることもある。

だが、かあさんが咳をして痰を出すように、
吸引してやればいい。

引けなければ、
2人してチカラを合わせて、
揺すったり持ち上げたりして、
なんとか、出せばいい。



明日は、定期通院。

病院への道、
膨らんだ桜の蕾を、
ほのさんは、楽しみにしている。
ちいさな胸を、
膨らませて。
by honohono1017 | 2011-03-30 20:19
<< 通院終了と、感謝の2周年! 喜びをもって、生きること。 >>


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