ほのさんのバラ色在宅生活 |
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明け方、4時過ぎに、
ヘルパーさんと交代しようと、かあさんが起きてくると、 ほのさんのアラームが鳴っていた。 ちょうどケアの時間だから、 動いたりしてアラームが鳴ってしまっているのかな、 と思いながらお部屋に来ると、 案の定、ほのさんは体位交換をしてもらって、 プローブを巻きなおしてもらったところで。 うまく、巻けなかったとしても、 サチュレーションは80台前半、ということはなかなかない。 何秒か見ていても上がってくる様子も無く、 すぐに聴診すると、痰の音で、 呼吸器のエアー入り音がほとんど聞こえなくなっていた。 いそいで吸引すると、 ゴゴゴゴッとひけてくるが、なかなかサチュレーションが上がらない。 ヘルパーさんに、とうさんを起こしてきてもらう。 とうさんに手伝ってもらって、 呼吸器からバギングに切り替えた。 酸素3リットルで10回ほどバギングしたら、 トントンとサチュレーションは回復。 それでまた体を揺さぶって排痰し、 吸引、を繰り返す。 徐々に酸素量も落としてみたが、 40分ほどで安定した。 最終的に、両肺ともエアー音もハッキリ聞こえるようになり、 念のため酸素0.5リットルで様子見。 夜間のヘルパーさんにお願いしている時に、 こういう事態になったのははじめてのことで、 ヘルパーさんがこれで怖くなってしまったら困るなあ、 と思って、 「びっくりしないで、これからもお願いします」と言うと、 ヘルパーYさんは、 「もちろんです。 これからもずっと、ほのかちゃんのお世話、させてください」 と笑顔でおっしゃってくださった。 ありがたい。 本当に。 あたりまえだけど、 ほのさんは、かあさんの子だ。 だから、ほのさんが緊急の事態にも、 怖い、なんて言っていられないし、 自分が守らなくては、と思う。 親だから。 でも、夜間、とうさんもかあさんも寝室で休んでいる間、 ほのさんを一人で見守って、 吸引や用手排尿や、全てのケアを担ってくれるヘルパーさんたちは、 本当に、よくやってくださると、 頭が下がる。 そして、夜間、長時間みてくださるヘルパーさん、 医療的ケアを安心して任せられるへルパーさんが、 本当に、この生活の中でどれだけ支えになっているか。 臆することなく、ますますこのようなヘルパーさんが、 増えていってくれますように。 医療的ケアが、 こどもたちにとって、 「生活」そのものであり、「生きていくこと」であると、 制度が認めて保障してくれますように、 と、願うばかりだ。 読んでくれてありがとう。 ポチッとな↓ も、お願い! にほんブログ村 にほんブログ村 このブログ「ほのさんのバラ色在宅生活」が 本になりました♪ 「ほのさんのいのちを知って」 絶賛発売中☆ 紀伊国屋書店 TSUTAYA ONLINE eb!STORE アマゾンでも入荷したみたい。送料無料ですので、ぜひ。 ↓ ↓ ↓ ↓ アマゾンで「ほの本」購入
by honohono1017
| 2011-02-05 16:10
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