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ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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『生きるチカラ』を。

ひとまず安定した状態で入院させた昨日。

色々心配事はあったけど、
考えても仕方ないので帰って休んだ。

そして、今日。

引越しのあれこれで、
とりあえずとうさんが病院へ。

昨日何度やってもできなかった採血とライン確保を、
再度トライすることになっていたので、
その結果に気を揉む。

ソワソワしながらも、
とりあえず洗濯機を回し、
押入の荷造りなどしていると、
とうさんから連絡。

点滴は取れない。
採血の結果、二酸化炭素120!
おしっこが少ないのし、なんとか点滴を確保したいので、
ソケイ部の太い血管から入れるよう試しているとのこと。

.......。

青ざめた。

二酸化炭素が120なんてありえない数字。

カラダのなかじゅう、ガスだらけ。

苦しいはずだ。

しかも、おしっこ出ない?
ソケイ部?
IVHってこと?

とりあえず二酸化炭素を飛ばすために、
自宅のものから病院の呼吸器に付けかえているらしい。

最悪だ。
自分の呼吸が荒くなるのが
わかった。

体じゅう、血管を探してはりを刺され、
冷えきっているほのさんを思った。

何を思い返してもどうにもならない。

これ以上、かあさんには何もできなかった。

それでも、どうして、なんで、と自分を責める。


この引越しを決めてから、
ほのさんの体調が落ち着いているときも、
『何かあったらどうしよう』という考えは、
事あるごとに、アタマをよぎっていた。

だけど、まさか、ほんとうにそんな事態になるなんて.
...。

もう、半ベソで、
病院へ向かう。

どうやって着いたか覚えてないけど、
小児科病棟のプレイルームで、とうさんがまだ待っている。

おそらく、点滴が入らないのだろう、と。


10分後、看護師さんに呼ばれ、ほのさんに、会えた。

ほのさんは、おうちにいる時みたいに、
可愛くピン留めをしてもらって、
ものすごく大人びた顔で、待っていた。

ただ、涙のあとが、
たくさん、あった。

とうさんとかあさんは、
その顔を見て、
少し安心した。

いつものように、吸引して、口の中もキレイにした。

それから、おしっこもさせた。

いつもどおり、
たくさん、
出た。

しばらくして先生がいらして、
朝はイチで120あって二酸化炭素が57に下がったと聞かされた。

CRPは1、ただ、白血球が14000。

あとでもう一度、点滴にトライして、念のため抗生剤も入れられるようにしたい、と言われた。

点滴のトライは仕方ないが、
もしその間にも、経口あるいは筋注できるのなら、
早めに抗生剤を開始したいと申し出て、
すぐに始めてもらった。

午後には、二酸化炭素は37まで落ち、
入らない点滴は、
無理しなくてもいいだろうということになった。


ひとまず、安心感した。

いまはまだ、『そのとき』ではないと信じていても、
いつも死はそこにあることはよく知っている。

だから、何を信じていいかわからなくなる。

でも、そんな時でもほのさんは、

かあさん、わたし、がんばってるんだから。
げんきに、あたらしいおうちに、いくんだから。

と、少し元気のない顔で、
ちゃんと話してくれた。

その顔を見て、
手を握って、
ほのさんの意志、
信じるべきものがわかった。


昨日も、いちばん苦しいとき、
ほのさんはかあさんとふたりで闘った。

どんなに辛いときを自宅で乗り切っても、
病院でしかできないことがある。

それは、
とても切ないことだ。

処置中に、
外にだされてしまう時間の辛さ。

先生や看護師さんも、
一生懸命、診てくださる。

どんな処置にも、伴う危険。

ああ、どんなときでも、
ほのさんにとって、
必要なことを、
必要なときに、
その場所で、
選んであげることさえできたら、
と思う。



そしてまた、
生きるチカラを、
見せつけられた。
by honohono1017 | 2010-11-19 18:32
<< あたし、がんばる。 ほのさんに、緊急事態発生。 >>


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