ほのさんのバラ色在宅生活 |
ディズニーランド報告、つづき。
園内に入場し、 「ゲストアシスタントカード」を受け取り、 「救護室」でケアを済ませ、 さあ、遊ぶぞ~、と、 一つ目のアトラクションを目指してバギーを進めるけど、 園内には、楽しいあれこれ、 かわいいあれこれが、 そこらじゅうに、たっくさん。 ひいちゃんと、ピン留め式のミッキーの耳を探しているのだけど、 カチューシャ式のものしか見つからず。 でも、かあさん、 ちょっと、そのみみ、つけさせて。 ためしてみたいのよ。 ![]() はい、はい、ほのさん。 どうぞ。 さあ、どんなかんじかしら。 ![]() かあさん、やっぱり、 みっきーさんの、みみのほうが、いいみたい。 もうすこし、ひいちゃんと、 さがそうと、おもうわ。 あれも見たい、これも見たい、 とうさんかあさんたちも、乗り物に乗りたい、 で、あちこち寄り道しながら、 目指していた、本日一つ目のアトラクション、 「スティッチプレゼンツ 魅惑のチキルーム」に到着。 このアトラクション、 おそらく若者には人気がない。 「家族連れで疲れたお父さん方のお休みどころ」 なんていう人もいる。 でも。 かあさんには、ちょっとばかり思い出がある。 この東京ディズニーランドができた翌年、 かあさんは小学校2年生だったかなあ… 両親に連れられ、姉と家族4人ではじめてディズニーランドに行った。 いくつもの「花形」乗り物にも乗って、ショーも見たはずなのだが、 この「チキルーム」のことが、とてもよく記憶に残っているのだ。 かあさんの父(ほのじいさん)が、 「ほー、これはなかなかよくできてるなあ」としきりに感心して、 鳥たちが陽気に歌うというとても単純なこのショーを、 家族4人で眺めたのだ。 普段は寡黙で厳しい父が、 母や自分たち姉妹に混じって、 ひときわ、この「チキルーム」で、 陽気に楽しんでいた様子が、 幼心にも、印象的で、嬉しかったのだ。 大きくなって友人とディズニーランドに行くようになってからは、 ほとんどこの「チキルーム」に足を運ぶ事はなかったのだが、 かあさんも、「親」として、 ほのさんをはじめて連れて行くこの機会に、 どうしても一緒に「チキルーム」を訪れたかったのだ。 そんなかあさんの思い出話を、 当然、ほのさんも何度も聞かされていたし、 ほのさんリサーチによっても、 ひいちゃんやほのさんのバギーでそのまま入場できることも 調べていたから、 ほのさんも、それはそれは、楽しみにしていた。 「すてぃっちぷれぜんつ みわくのちきるーむ しょようじかんは やく9ふん ていいんは 318めい。 くるまいすのまま、ごりよういただけます!」 と、インフォメーションブックに書かれた説明書きを、 毎晩毎晩、読んでは復唱していた、ほのさん。 もう、そらで唱えられるようになっていたほのさんは、 そのうち、 「ひいちゃんと、ほのさんは、 そのまま、おはいりください!」 と、オリジナルの能書きまで作って、 唱えては、それはそれは、嬉しそうに、 この日を、待っていた。 ![]() いよいよ、ここが、 ほのさんと、夢にまで見た、 「チキルーム」のエントランス。 直前で吸引しなくてはならなくなったけど、 キャストの人が、せかすこともなく、 「まだ時間がありますから、大丈夫ですよ」と ゆっくりと、案内してくれる。 ![]() ほのさん、ムードがでてきたよ。 くらくなるけど、こわくないからね。 と、ほのさんに言いながら、 かあさんは、もう、すでに、 胸が、 いっぱい。 「チキルーム」に入ると、 すでに満員のお客さんが、着席済み。 ひいちゃん一家も、一番前で、待っている。 ほのさんの吸引待ちだったのかな…… 少し、恐縮して、席に着く。 間もなく、ドアがしまり、 ショーのはじまり、はじまり……。 ![]() 鳥たちの陽気なリズムがはじまって。 ほのさんは、暗い会場の中の、 スポットライトのあたる鳥たちのすぐ目の前で、 少しびっくりしているのか、 心拍を上げ始めた。 はじめて見る、鳥たちのショーに、 驚いているのだろう。 その様子が、それはなんとも可愛らしく、 かあさんは、膝をついて、 ほのさんの顔を撫でながら、見物した。 「淋しくって 落ち込んで 元気でないとき どんなにこころぼそくても 隠れなくていい どっしり構えていれば きっとだいじょうぶ 希望さえあれば 道は開ける おうちを見つけよう 家族をつくろう 楽しく暮らそう アロハ・エ・コモマイ♪」 ほのさんと楽しくリズムをとりながら、 鳥たちがうたう「アロハ・エ・コモマイ」が、 こんなに感動的だとは! どっしりかまえていれば、だいじょうぶ。 たのしく、くらそう。 おそらく、この「チキルーム」というアトラクションで 感動泣きした珍しい人 = かあさんを見て、 ほのさんは、 「かあさん、どうしたの」と、不思議顔。 このときばかりは、 ほのさんにも、このかあさんの気持ちを、 うまく説明できなかった。 そのうち、稲妻とともにスティッチが現れた! ![]() この、アニメとは一味違う、 薄気味悪さを伴ったスティッチの登場に、 泣き叫ぶこどもたち、多数……。 ほのさんも、そのこどもの泣き声に、 少しびっくりした様子。 ひいちゃんは、だいじょうぶですかね。 と、ひいちゃんのほうを見ると、 パパママと、いい子に、見ている。 かあさんの、いろんな気持ちの入り混じった、 感動の涙も、 このスティッチ登場により、 笑いに変わる。 とうさんも、笑っている。 しあわせ。 読んでくれてありがとう。 ポチッとな↓ も、お願い! ![]() にほんブログ村 ![]() にほんブログ村 このブログ「ほのさんのバラ色在宅生活」が 本になりました♪ 「ほのさんのいのちを知って」 絶賛発売中☆ 紀伊国屋書店 TSUTAYA ONLINE eb!STORE アマゾンでも入荷したみたい。送料無料ですので、ぜひ。 ↓ ↓ ↓ ↓ アマゾンで「ほの本」購入
by honohono1017
| 2010-06-30 14:35
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