ほのさん記念日の、とある打ち合わせ風景。

ほのさん、２歳と５ヶ月おめでとう。
ほのさん、２年５ヶ月、しあわせをいっぱいありがとう。

そんな、記念すべき日だというのに。

ほのさんは、会う人あう人、
顔を見れば「うんち、うんち」と言われている。

だって、ほのさん、
ここ１０日間、うんちをしない。

忘れちゃったみたい。

だからといって、ミルクを残すわけでもなく。

お腹が張っているわけでもなく。

心拍もヒジョーに落ち着いている、というフシギな状況。

そして、ものすごく涼しげな顔をしている、当の本人。

ほのさん、あんた、食べたもの全部、身になってるの？
どっかに穴、あいてるんじゃない？
それともお腹で、何か飼ってるの？

と、かあさんの妄想も膨らむ事態……。

まあ、いいさ。
彼女の限界も、今日か明日……、
とかあさんは、踏んでいるのだよ。



さてさて、今日は４月３日の代々木病院での
「医療連続講座」でかあさんが話すのだが、
その打ち合わせ。

担当Ｔ氏とも、２度目ましてのほのさんは、
かあさんがお話している間、
終始ご機嫌で、
「あたしの話でしょ～」とばかりに、
大きな声で、参加していた。

わざわざ打ち合わせに来てくださるのだから、
かあさんもアウトラインとパワーポイントくらいは
出来上がってないと……と、
なんとかＴ氏到着までに、
「半べそ」で、格闘し。

恐る恐る、Ｔ氏に提案。

Ｔ氏は、ほの本の流れで
話が組み立てられてくると予想されていたらしく、
でも、「伝わると思う」と、
なんとか及第点か……。

打ち合わせもそこそこに（？）
最後は「時代って、ある方向までくると行き詰るものなのかね」
みたいな話になり……。

そんなこと言ってどーすんのよ、ってなった。

それで、なんかしらん、かあさんものすごくパワーが出た。

一人で、あーだこーだ考えていると、
結局、自分の中だけでちじこまったり、行ったり来たりしたり、
完結しちゃったりすることが、
人と話すと、
見えなかったものが見え、
見失ったものが、みつかるというのは、
なんとステキでフシギなことだろう。


とはいえ、
医療現場をはじめ、
社会が抱える問題は数多く、根深いね。

医者不足の中で、
そもそもは医学部の新入生を対象にした、
この代々木病院のスバラシイ企画も、
高校生でも、他学部でも……
誰でも何かしら問題意識のある人はどうぞ、という路線になったのも、
担当者の苦悩は計り知れないが（笑）、
それはそれで、有意義なことだと思う。

ある目的や目標だけを追っていてはなしえなかったことが、
別な方向から見たり、
違ったことを追っていたら、
そこへたどり着くということ、
意外と多い。



かく言う担当者Ｔ氏、
自称「ネガティブ人間」で、
「この仕事、自分じゃなくてもできるんじゃない？」とか、
「こんな小さいこと、世の中の役に立ってるのか」、
なんて、思うらしい。

おそろしくポジティブ人間のかあさんにとっては、
爆笑。

だって、この企画、スバラシイじゃん、
ちいさいことの積み重ねが、
世の中作ってるんじゃん、と
真剣に思っている自分にも、
爆笑。



いろんな人がいて、
いろんな考えがあって、
出会いがあって、
生まれていく、何か。



かあさんさ、
そんなことばっかりいってないでさ、
こうえんのじゅんびを、
したら、どうなの。

おー、ほのさんよ、わが娘よ。

あんた、できた子だわ。
そうやってかあさんを、
現実にもどしてくれるわけ、ね……。


こんな企画だよ。
当日、ほの本も買えるよ。
本だけではわからないことも、話すよ。

会場の都合と、
かあさんの心の準備のため、
申込みしてね。⇒　　tk_igakusei@tokyo-kinikai.com
すでに、お申込みいただいているとの事。
嬉しいです。
お会いできることを楽しみにしています。





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