ほのさんのバラ色在宅生活 |
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我が家の日曜日は、
家族そろって「サザエさん」を見るのがお決まり、 というか、鉄則。 ほのさんがまだ入院中に、 はじめて院内外泊をしたときに、 家族そろって見たテレビが「サザエさん」であったということと、 それ以来、 ほのさんが「カツオ」をイイ男だと勘違いしていることもあって、 何があっても、 家族そろって、見ねばならぬのだ。 昨晩は、 「サザエさん」放送40周年記念ということで、 実写版を含め2時間半という、 なんともゴージャスな内容。 カツオのなんとも小賢しいガキっぷりや、 タラちゃんの歩く音なんか、 実写じゃムリだろが…と思っていたのだが。 新聞の番組欄には、 「笑い&涙あり」と書かれていたが、 いやいや、まさに、その通りであった。 実写版の「イクラちゃんが生まれた日」というドラマで、 かあさん、不覚にも、 涙してしまった。 (ほのさんのお世話などで、とぎれとぎれであったので、 以下の内容は、正確ではないかもしれないが…) ワカメが、母フネに、 「ワカメは末っ子の、泣き虫で甘えん坊」的なことを言われ、 ワカメ自身は 「私は泣き虫でも甘えん坊でもない」と、すねてしまう。 完全にヘソをまげたワカメは、 小さい頃の写真が、自分だけ少ない…などと言って、 自分の部屋に閉じこもる。 そんな時、もうすぐ予定日の、 おっきなお腹のタイコさんが、一晩、磯野家に泊りに来る。 これをきっかけに、 なんとかワカメの機嫌を治そうと、 サザエやカツオがあれこれ画策。 そうだ、身重のタイコさんのお世話を、ワカメにさせよう。 もうすぐ生まれる赤ちゃん(イクラちゃん)の面倒を、 ワカメに見させよう…と。 かあさんも幼い頃、 自分の写真が姉より少ないといってすねたことがあった。 姉に、「りさは(かあさんの名前)、バラの包み(某タカシ○ヤの包装紙)に 包まれて、橋の下に捨てられてたんだよ、 なんて、からかわれたりもした。 だから、このワカメのすねた気持ちが、 この年の頃の少女の気持ちがよく表されていて、 なんだか、微笑ましかった。 そして、 産気づいたタイコさんのお腹をさすってあげなさい、と サザエさんに促されるワカメ。 最初は、陣痛に苦しむタイコさんの様子と、 もうすぐ「生まれる」という、大きなお腹を前にたじろぐワカメ。 それでも、「私がおねえさんになる」という思いから、 恐る恐るさすりながら、 「がんばって、出ておいで~。みんなあなたが元気に生まれてくるのを 待っているよ~」と、 必死に声をかけたのだった。 母親の何気ない一言で傷つく少女と、 それをなんとか元気付けようと必死な兄姉。 そんな何気ない家族の風景の中に、 新しい「いのち」の誕生があった。 そんな「サザエさんを」見て、 涙しながら、なんだか、いろんなことを、思った。 かあさんがまだ幼かった頃の、家族の思い出。 ほのさんがお腹の中に居た頃の、幸せな感情。 新たないのちの、誕生の喜び。 「家族」と「いのち」という、大きなテーマ。 そして。 もうすぐかあさんは、 はじめて、「おばさん」になる。 姪っ子が、生まれるのだ。 ほのさんにも、はじめての 「従姉妹」ができるの。 胸が、熱くなる。 そんなワカメを見て、 ほのさんも、 おばたんのお腹をさすりたいな、 わたしがおねえさんで、 お世話をしてあげるわよ、 と言わんばかりの顔をしていた。 ポチッとな↓ にほんブログ村 にほんブログ村
by honohono1017
| 2009-11-16 18:26
| Life
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