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ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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Ans. 「生きてるから」

昨日、ある人からこのような質問を受けた。

「普通、脳死状態になると、2~3日で心臓が止まるのに、
なぜ小児には長期脳死という状態が存在するのですか」

面喰った。


かあさんは、これまでほのさんのことを
「長期脳死」の子だと思ったことはなかったし、
医師からそのようなことを言われたことも無い。
ある番組のキャスターは、
「子どもの場合は、割合頑張れる」という表現をしていた。

「割合、頑張れる」…。


かあさんは、次のように説明しながらも、
自分自身の言っていることに違和感があった。

「なぜ、ほのさんのような状態であっても、何年も生きられるのか、
先生から説明を受けたことはないが、
今回の移植法案の報道などからするに、
そもそも「長期脳死」などは存在せず、ほのさんのような状態は
脳死ではなくて植物状態である、という説や、
あるいは、これまで子どもの脳死判定は行われてきていないから、
厳密に子どもの脳死がどういう状態であるかハッキリしないとか、
あるいは、脳死なんだけれど、子どもの場合の成長や発達には
大人と違う力がある、という説なんかも…」

そう答えてから違和感をずっと引きずっていたが、
そんなんじゃない。

答えは、もっと簡単なことだった。

だって、
生きているから」。

それが、
生きてる
ってことだから。

そんな状態でも
「頑張ってる」とかじゃなくて、

生きてるんだよ。

そんな、シンプルにしてすごく重要な事実を
無理矢理「死んでる」なんてことにして議論するから、
おかしなことになるんだ。

かあさんまで、惑わされるな。

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by honohono1017 | 2009-06-30 13:30 | normalization
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