小さくて大きな幸せ

今日も、いつもの水曜日のように、訪問看護師さんと
朝一番で、ほのさんをお風呂に入れた。

いつものようにおっきなベビーバスであったまるほのさん。

その顔が、あまりにも気持ちよさそうで、

その声が、ほんとうにここちよさそうで、

ベッドに横になっているほのさんとは全く違うほのさんの表情を見て

かあさんは、初めてほのさんをお風呂に入れたときのように

胸がいっぱいになってしまった。

この、小さくて大きな幸せ。

そして、ここのところ、ほのさんお風呂につかると、

右目から涙を流す。

普段、うんちを踏ん張ったり、苦しいときには必ず左目からなのだが…

ほのさんもお姉さんになったから、

涙は苦しかったり悲しいときだけに流すものではなく、

うれしい涙もあること、知ったのかなあ…




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