ほのさんのバラ色在宅生活 |
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長い1日だった。
秋谷さんという看護師が、医師の許可のないまま、 ほのさんの呼吸器の呼吸回数設定を勝手に変えた。 ほのさんが、ベッドの柵につかまって、く、苦しい…と言っている。 そして、ほのさん急変。 一泊45万円の特別室に移します、といわれ…。 というとんでもない悪夢にうなされて目覚めた朝。 最悪の幕開けだったので、この夢が今日という日を暗示していなければ…と不安がよぎる。 (あくまで夢で、秋谷さんという看護師さんは存在いたしませぬ。) そしてやってきた市の担当部署の課長補佐と主査。 母さんはずっと、ほのさんの手を握ってた。 また知らないおじさんが二人も来て、ほのさんが不安にならないように… なんて思っていたけど、実は母さんが、ほのさんにパワーをもらいたかったんだ。 約2時間の話の内容は、また時間をかけてゆっくり整理する必要がある。 今日のこの極度のヒロウの中で言えること。 やっと、話の通じる人が出てきたということ。 ある程度、有意義な話し合いができたということ。 そして、今日引き出した言葉が本当に実行されているか、 今後の市の対応をずっと見て行くことが重要。 二人のおじさんがやって来たちょうどその時、ほのさんはマーゲンチューブの入れ替えをしていた。 (ほのさんは鼻から胃までチューブを入れていて、そこからミルクを飲んでいる。) 10日に1回入れ替えるのだが、右鼻は鼻の入り口でつかえてしまい、専ら左鼻から入れている。 だがこの何ヶ月か、左鼻から入れても、入って10センチ位のところでつかえて、とても苦戦する。 どつぼにはまると、30分やっても入らず、血がでてしまうことも…。 父さ、母さん、おじさん二人というギャラリーの多い中、訪問看護師さんにも妙なプレッシャーを与え。 スルスルと管が鼻を通過。 10センチを過ぎ、スルスル…スルスル… 一発で入ってしまった。 ほのさんて、本番に強いというか、プレッシャーに強いというか、期待に応えようとするというか… そういう子なんだ、いつも。 話し合いの途中、父さんが大きな声を出したときに、ほのさんをパッと見たら涙を流していた。 普段、ほのさんが涙を流すのは、必死に力んでうんちする時だけだから、びっくりした。 父さんは、穏やかなのがウリの人だから(うってないか別に…)ほのさんびっくりしちゃったんだろう。 おじさん二人が帰った後、ほのさん、モニターが刻む音を消す、という荒業にも出た。 疲れ果ててソファーでグデッとしてる父さん母さんを呼びたかったんだろう。 とにかくほのさんのおかげで、、父さん母さん頑張れた。 ホントに健気なほのさんと、たくさんのガンバルお友達、応援してくれるみなさんのために、 今日という日が、障害や病気を抱えながらもがんばる子どもたちにとって、私たち親にとって、 少しでも良い方向に変わっていく一歩になるように。 それには、母さん、まず今日は寝ること…。 といっても、今晩はほのさんと過ごす日なの であくまでほのさんが母さんを寝かせてくれれば…の話。 最近、今日のための準備やいわゆるシンロウで、眠れない日々。 でも、いいんだよ。 母さんまた、力が湧いてきた ほのさんの顔みたら、眠気も吹っ飛ぶよ。 いつでも、母さん、母さん、って呼んでくれ! にほんブログ村 にほんブログ村
by honohono1017
| 2009-04-24 23:37
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