ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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地震発生からの、ほのさんの生活。

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みなさん、たいへんごしんぱいおかけして、
ありがとうございます。

あたしは、なんだか、ていでんってやつにそなえて、
こんなん、なってます。

けっきょく、ていでんこなかったけど、
れんしゅうだよって、
でんきもうふも、きってみたよ。



地震当日、夜に、
区支援課から安否確認の電話あり。

いのちに及ぶ被害はなかったものの、
電話が不通であり、マンションのエレベーターが不通、
緊急の事態にも救急要請できないことを報告。

いまのうちに病院に避難できないかと、
支援課を通じて病院に問い合わせてもらうが、
ほのさんが元気ならばムリと、当然の解答。
かあさんも、気が動転して、
ワガママな申し出をしてしまったと反省したが、
病院から安否確認や状況確認や的確な指導は全くナシ。

その後、呼吸器メーカーさんから連絡。
呼吸器のバッテリーなどの準備が整っているかなどの確認や、
その他、電力を確保するための手段など相談にのってくださる。

1日あけて、土曜日。
新しくお願いしている訪問看護ステーションから安否確認。
緊急対応の電話がつながりにくいとの事。

日曜日。
日中、東京電力カスタマーセンターより連絡。
計画停電の予定があり、
時間帯や開始日など決定次第、
また連絡するとのこと。

普段から呼吸器のバッテリーは常に充電して準備しているが、
酸素濃縮器が使えなくなるため、
急いで酸素業者にボンベの余分を希望したが、
予想通り不可能で、
残量の少ないものの交換だけを受け付けてもらった。

停電でもう一つ困ることは、
ほのさんの体温保持。
計画停電の直前まで、
普段より電気毛布を1枚増やして熱を上げ、
銀色の防災シートでくるんで保温しようと、
とうさんがお店に買いに走る。
ほとんど品薄状態の中、
電気毛布と防災シートをゲット。
これで、3時間強の停電時、どのくらい体温保持をできるか
やってみなければわからない。
ちなみに、懐中電灯は売り切れてどこにもなかった。

夜9時頃、都内の知り合いの訪問看護ステーションの方から、
我が家方面が、どうも明日の早い時間から、
(第1グループの時間帯で)
停電が開始されるかもしれないとの情報をいただく。

その直後、TVで計画停電の5グループと
地域が発表されたが、
我が家の地域は、1から3までにその名前があがっている。

頂いた第1報が正しければ、3時間半の停電が1日2回。
ひとつ3時間もつバッテリーがふたつ必要になり、
2回目の停電までに充電がおいつくか不安。

急いでカスタマーセンターに連絡すると、
ちょうど詳細が届いたところらしく、
2回連絡をとりなおして、
我が家は第3グループと判明。

夜、10時半頃のこと。

急いで近隣の呼吸器っこのおともだちなどに連絡する。

NHKから取材の依頼がある。
二転三転する情報に対する思いと、
停電に備えてどのような対策をしているかという趣旨。

記者さんとロケ隊が到着するのが0時半頃になるというが、
こんなとき、人工呼吸器をつけて在宅生活している人が、
どれだけ不安な思いで過ごしているか、
どんな風に生活をしているかを、
たくさんの人に知らせることくらいしか、
こんなときに我が家が役に立つことも無いため、
取材を了承。

とうさんとかあさんが普通に準備している姿や、
人工呼吸器の回路をタオルで保温するところや
インタビューなどをとって、
午前2時前に終了。

とうさんもかあさんも疲れ果てて、
順番に仮眠を取る。

月曜日朝6時半過ぎ、
計画停電第1グループの実施が回避されたとのこと。
あっけにとられる。
我が家は第3グループなので、
12時20分まで、水を汲んだり、できる家事を済ませる。

朝7時半頃。
ほのさんのかかりつけ病院主治医A先生より電話。
停電に備えて準備があるかという確認。
状況を説明して、
もし自宅で支障が出れば、
病院で受け入れの態勢があるとのこと。
そのことばを聞くことができて気持ちは軽くなったが、
健康なほのさんはなるべく病院に運ばない努力をしなくてはならないし、
電力が確保できる限りは、
家にいることが一番ほのさんのためである。

8時過ぎ。
訪問看護ステーションから安否確認。
転居前から(退院時から)お世話になっているステーション。
かなり遠くから来ていただいているので、
交通事情によっては遅延などがあるとのこと。

その後、続々とほのさんを心配してくださる方々から
連絡を頂き、
状況は変わらないにせよ、気持ちははるかに軽くなった。

呼吸器メーカーさんから再び連絡。
呼吸器外部バッテリーの確保に努めているので、
確約はできないが、購入予約するかどうか、ということ。
もちろんお願いします、と伝えた。
(午後5時半、ほの家近くまで届けてくれているが、
道路事情が悪く、とうさんがバイクで途中まで受け取りに向かう)
これで、呼吸器の外部バッテリーが3つになり、
1つ3時間もつので、9時間の電源を確保できることになった。
有難い。


停電時、もしほのさんが急変したときのことを考えて、
マンション管理センターに行って事情を話し、
救急隊にも連絡がつかなかった場合、
ほのさんを7階から降ろす際に、
お手伝いしていただきたい旨を話す。
その際には、管理センター直通の内線電話で連絡してくださいと
快く引き受けてくださる。

刻々とせまる、第3グループの停電開始時間。
12時20分から開始予定だと言うのに、
12時を10分過ぎても、東京電力からの情報は何もない。

ほのさんの器械類あれこれ、
いつ開始しても良いように、
バッテリーに繋ぎかえる準備をして待つが、
時間は静かに過ぎて、
時計の針は20分を過ぎた。


嵐が過ぎたような、
何も起こらずに、あるいは来てもいないのに、
なんだ、この疲れ。


ほのさんは、電力がいのち綱である。
だから、電力がいかに大切か、身にしみている。
被害の酷い被災地のみなさんが過酷な日々を過ごされる中、
計画停電は免れないことだ。

電気がいのち綱のほのさんも、
突然、復旧のメドが立たない大規模停電になるよりも、
はるかに計画停電の方が有難い。
みんなが我慢し合って凌がなくてはならない局面だ。

わが国にとっても未曾有の事態。
東京電力にとっても創業以来の窮地。
情報が錯綜して、混乱するのも仕方の無いことかもしれないが、
これを機会に、
「ライフライン」が「いのち綱」である人たちへの、
迅速で正確なきめ細かい情報と指示が、
どのようにしたら行き届くのかを、
きちんと確立する必要が明らかになっただろう。

明日からまた、どんな生活になるか、
不安な日々が続く。

たくさんの人が辛い思いをしている中で、
何かできることはないですか、
おうちを貸しましょうか、
大丈夫ですか、と
たくさんの方々がお声をかけてくださることは、
なによりの支えであり励ましであると同時に、
なんだか申し訳ない気持ちがしている。

本当に困っているおともだちに、
少しでもできることがないか考えて、
とにかく、ほのさんの生活をリアルタイムで伝えることをしたいと思う。

みなさん、ほんとうに、ありがとう。
これからまだまだ大変な日々ですが、
がんばりましょう。


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by honohono1017 | 2011-03-14 18:18 | Life
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