ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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お隣の、優しい姉妹。

先日の日曜日。
夜7時ごろ、かあさんがお風呂に入って出てくると、
どうやら、お客さんが来ているらしい。

予定はなかったから、
突然のお客さん……
一体、どなただろうか、と思いつつ、
とうさんが、お客さんとお話している様子を聞いていると、
どうやら、隣のお家に住んでいるおねえちゃんたちらしい。

お隣のおねえちゃんとのエピソード日記は、
コチラ

お隣のおうちには、
お姉ちゃんのYちゃんと、妹さんのAちゃんがいる。

Aちゃんは、自分が妹だから、
自分にも「妹のような存在が欲しい」と思って、
かあさんのお腹が大きい頃から、
お隣さんに「赤ちゃんが生まれる!」と、
ほのさんの誕生を、とっても楽しみにしていてくれたようだ。

ほのさんが生まれて、すぐに帰って来れなくて、
帰ってからも、Aちゃんと気軽に遊べるほのさんじゃなかったけど、
Aちゃんは、とっても優しい女の子。

外に遊びに行けないほのさんのために、
大きなクローバーを摘んできてくれたりした。

バスケをしているAちゃんは、
この夏、合宿に行ったときにも、
ほのさんのことを覚えていてくれて、
お土産を買ってきてくれたり。

お姉ちゃんのYちゃんも、
どうやら近頃、学校の作文に、
ほのさんのことを書いてくれたらしい。

この優しい姉妹とほのさんは、
ちゃあんと会ったのは、ほんとに数えるほどしかなくて、
それも、通院に行って帰ったときにばったり会って、
ちょこっと立ち話をした程度。

それでも3人が見えないところで育んでいた友情には、
これまでどれだけ励まされ、
あたたかい気持ちにさせてくれただろうか。



それで、先日、
おひっこしすることになったよ、
と、ほのさんがお手紙に書いた。

妹のAちゃんは、もう小学校5年生で、
すっかりお姉さんなのに、
かあさんも、いつまでも「ちっちゃな女の子」というイメージでいたから、
ほのさんのお引越しで、
ちいさなAちゃんの心を、傷つけやしないかと、
少し、心配していた。

ところが、
Aちゃんからすぐにお返事が来て、
「びっくりした」とか「さみしいな」という言葉も書かれていたけど、

「最後にひとつ、
むこうにいっても、たくさんお友だちをつくってね」

と書いてあるのをほのさんと読んで、
ああ、なんて心優しい、
そして、かあさんが思っているよりも、
Aちゃんはすっかりお姉さんで、
ほのさんのことを思ってくれているんだなあと、
本当になんとも嬉しい気持ちになったのだった。



そんなこともあって、
YちゃんとAちゃん姉妹、
引越しの前にと、
その日曜日にバザーで見つけてくれた3人おそろいの、
お人形のプレゼントを抱えて、
我が家を訪問してくれたようだ。

昨年の夏、
妹のAちゃんだけ、お母さんと2人で
ほのさんのお部屋に遊びに来てくれたことがあったが、
その時に比べて、
Aちゃんがとっても大きくなっていて、しっかりしていて、
ほのさんも、これだけ大きくなっているのだから、
当たり前のことなんだけど、
ほんとうに、びっくりしてしまった。

ほのさんも、引越し前に、
思いがけず、2人のお姉さんにゆっくり会えて、
とても嬉しそうに、恥ずかしそうに、していた。




この二人の姉妹が、
ほのさんの存在を、どのようにとらえているのか、
わからない。

大変な病気とたたかっていると思っているかもしれないし、
ひょっとしたら、「かわいそうな子だ」という気持ちから
はじまったのかもしれない。

それでも、いいのだ。

どう、思われているのか、
というのは、
3人を見ていて、
あんまり重要じゃないな、と思った。

仲良くするのに、
理由なんかない。

いまは、わからないことも、あるかもしれない。

だからといって、かあさんは、
この2人の姉妹にわかるように、
特別、ほのさんのことを説明したこともない。

健康だろうと、
障害があろうと、
機械がついていようと、
事情がよくわからなくても、
「ほのさんに会いたいな」
「AちゃんやYちゃんと、遊びたいな」
そう思うのが、おともだちというもの。

事情をすべて知ってからでないと、
おともだちにはなれない、というならば、
それはもう、事情はどうあれ、
はじめから、
おともだちには、なれないのかもしれない。


一般的に考えて、
ほのさんは、眠りっこだし、
呼吸器もついているから、
その「事情」を探られる側、
警戒される側なのかもしれないけれど、
この3人の、素直な友情を見ていると、
それは、少し違うかもしれない、
と思った。

友情の育み方に、
人との付き合い方に、
「事情」は関係ない。

そういう生き方を、
ほのさん自身にも、
してほしいと、
かあさんは、
願う。

この2人の姉妹に教えられたように、
ほのさんにもこの先、
いろんなおともだちと、
友情を育んでいって欲しい、
そう思った。



本当に、あと少しで、
このお家ともお別れになる。

ここでの思いでは、語り尽くせない。

新しい生活が始まって、月日が流れても、
このお家で、お隣の姉妹と友情を育んだことは、
ずっと、思い出されることだろう。

友情を育んだこと、
ほのさんが、
この場所で、
生きた、証。



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by honohono1017 | 2010-11-10 16:13 | Friends
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