ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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ゾウバスが運んできた、スピリチュアリティー。

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あれれれ、ほのさん!
ゾウバスがやってきた!

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たいようオルガン たいようオルガン
ほのさんの おでこ
のりたいひと てをあげて
どうぞどうぞ のったりおりたり ゾウバスはしる


大好きな絵本作家、荒井良二さんの展覧会をきっかけに
おともだちになることができた、
Y子姉さんが、遊びに来てくださった。

荒井良二さんのサイン会で、
ほのさんがナマ荒井さんを前に、
とっても緊張して、固まってしまったあの日、
Y子姉さんとは「はじめまして」だったのだが。

(荒井良二さんのサイン会の日記は コチラ )


ほのさんは、もの言わぬ子だが、
自分の気持ちを、
表情や、顔色や、目の動きや、全身で、
「ほのさんのことば」で、表現している。

ほのさんのことをずっと見てくれている人は、
なんとなくそれをわかってくれるが、
このY子姉さん、「はじめまして」のほんの数秒の間に、
「ほのさんのことば」を言い当てた人だ。

後日、かあさんがY子姉さんにお会いしたとき、
「あの時、ほのちゃんが、もう緊張した~って
お話してくれたんです」と話してくれて、
なんで、そんなことわかったんだろう、
しかも、「お話してくれた」って……
と、ちょっとびっくりしたのだ。

ほのさんのようないでたちをはじめて見る人は、
なんか病気なんだろうとか、
よくわからないけど、重症なんだろうとか、
ちょっと警戒したり、びっくりしたり、
あるいは声をかけてくれたいみたいだけど、
なんと話しかけたらいいかわからない、 
大概は、そんな感じだ。

だから、ほのさんの気持ちを言い当てたことはもちろんだけど、
ほのさんが「お話してくれた」という言い方をする
Y子姉さんのことが、
かあさんは、とっても気になっていた。



そして、昨日。

我が家に来てくださって、いろんなお話をしているなかで、
ほのさんが時々、「フーン!」と大きな声を出してアピールすると、
それをすかさず聞いていて、
「どうしたの、ほのちゃん、何が言いたいの。」
と、ほのさんのベッドサイドに近寄る、Y子姉。

ちょっとほのさんが興奮気味になって、
顔が赤らんだりしても、すぐに気が付くし、
ほのさんがしきりに左目をキョロキョロして
アピールしているのもすぐにわかって、
「左側でおはなしするのね」と。

左側……
そう、ほのさんは左側に少しだけ反応があって、
反応とまではいかないけど、
指に力がはいったり、
目を動かしたり、
汗をかくのも、左半分……
そんなことを、すぐに、見抜くとは。

はたまた、失礼して、ほのさんのおしっこをしているときに、
「私は下向いて、本見ているから恥ずかしくないよ」と、
ほのさんから目を背けていてくれたのに、
かあさんがほのさんの膀胱を押して、
ちょっと心拍が上がったら、
モニターの音が早くなったことにも、すぐに気付く……。

うーん、すごいぞ、Y子姉。

その他のことを話していても、
話し方や雰囲気、
ことばも、なんというか、感覚的で、
スピリチュアリティーを感じざるを得ない。

そう、スピリチュアリティー。

かあさんは、
なんや、スピリチュアルカウンセラーとかなんとか、
よくテレビに出ている人の番組とか、
すごーくキライで、見たこともないし、
よう、信じんのだが。

それに、人と話していて、
スピリチュアリティーだわ、とか
思ったことも今までなかったんだけど。




ほのさんと暮らしていると、
かあさんは普通に、ほのさんとお話していて、
ほのさんと心を通わせている。

そういうことも、
そんなはずない、医学や科学では証明できない、
と言う人がいる。

でも、この世の中は、
何かで証明したりできることばかりではないと思うし、
思いもよらないことが起こるのが人生だと、
ほのさんが生まれた時に、強く思った。

何が悪いことで、何がいいことなのかも、わからない。

きっと、物事は、
考え方次第で、
方向が変わる。

そう、その人が何を信じて、
どう生きるかということなんだと思う。



そんなことを、Y子姉さんと話して、思った。

そして、ほのさんは、
そんなY子姉さんに、
生まれたときのことを、こんな風に話したらしい。



あのね、とっても、つめたかった。
てのさきも、あしのさきも、
とにかく、つめたくて、つめたくて、
とってもさむかった。

でもね、いつもしろいふくをきた、
いつもにこにこしたひとが、
いつもそばにいてくれて、
うれしかった。

かあさんがきてくれたときは、
またちがって、
あったかかった。



それを聞いてかあさんは、
涙が溢れそうになった。

もちろん、Y子姉さんには、
ほのさんが生まれたときの詳しい状況を話してはいない。

ほのさんも、かあさんに
「つめたかった」と言ったことはなかった。

生まれてすぐに、かあさんの手元から離されて、
さぞ心細く、淋しかっただろうとは、何度も思ったけど、
ほのさんは、その状況を
「つめたかった、さむかった」と表現したのか……。

いつも笑顔でそばにいてくれた、
白い服の人は、
かあさんにもすぐ、誰のことかわかった。

誰一人、かあさんの出産に「おめでとう」と言ってくれないなか、
ほのさんの保育器の前で、
満面の笑顔で「おめでとうございます」と言ってくれた、
ほのさんの「育ての親」、
看護師のTさんの、ことだよね?


そして。

かあさんがきてくれたときは、
またちがって、あたたかかった、

と言ってくれた、ほのさん。

かあさんは、ほのさんが生まれてすぐの頃は、
全く「母親」にはなれず、
あの頃のかあさんのことを、
ほのさんがどう思っていたのか、
聞くこともできず、
自信もなかった。

あの頃は、ほのさんがおはなししてくれるなんて、
考えてもいなかったから。

でも、
かあさんって、あたたかい
と感じてくれていたのなら、
それは、
何をしてあげるからでもなく、
どんな言葉をかけてあげるからでもなく、
ただ、かあさんが、
「かあさん」だったから、ということだろう。



ほのさんと、こんな風におはなしした、Y子姉さん。

「私には、少し特別な能力があるの。
あんまり話すと、怪しまれるけど」
と、おっしゃった。

かあさんも、少し面食らいはしたけど、
それが、本当かウソか、ではなくて、
能力かどうか、でもなく、
Y子姉さんという人と、
もの言わぬ、ほのさんという人間の、
2人の会話であったことは、間違いなかった。



気持ちはね、
しゃべることができる同士でも、
それを手に取り合って、
交換して、
確かめ合うことは、できないんだ。

だから、ほのさん。

ことばをしゃべることができるかどうかは、
あんまり、じゅうようでは、
ないよね。
ほのさんは、ほのさんで、いいんだよ。

かあさんが、そんなことを考えていたら、
Y子姉は、すかさず、

ほのさん、金子みすずと言う人が、
私と小鳥と鈴と、
という詩を書いているよ

とおっしゃっていた。
Y子姉は、その詩をそらで詠んでくでたけど、
覚えきれなかったから、
それで、いま、調べてみた。



「 私と小鳥と鈴と 」  金子みすず

私が両手をひろげても、
お空はちっとも飛べないが、
飛べる小鳥は私のやうに、
地面(じべた)を速くは走れない。

私がからだをゆすっても、
きれいな音は出ないけど、
あの鳴る鈴は私のやうに、
たくさんな唄は知らないよ。

鈴と、小鳥と、それから私、
みんなちがって、みんないい。




かあさんには、特別な能力はないけれど、
ほのさんの「かあさん」、
「ほのかあさん」であるから。

そんなことを、あらためて感じることができ、
不思議なご縁でおともだちになれた、
Y子姉さんとの出会いを、
ほのさんと、噛み締めた。


みんなちがって、
みんないい。




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by honohono1017 | 2010-10-05 16:38 | Friends
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