ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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世の中が、変わった。

昨日は、ああ、本当に、変わったんだな……
と実感した日だった。

改正臓器移植法が施行後、
本人の書面での意思確認ができないまま、
家族の同意だけで、
はじめて提供が行われたのだ。

医療介護CBニュース

今回、事故で脳死状態となったのは20代男性で、
以前、家族に口頭で、
提供の意志があることを伝えていたという。



最初に書いたように、
ああ、世の中は、本当に変わったんだな、
と思ったのだが、
今回の事例に関しては、
さほど、何かを思うことはなかった。

脳死状態となった本人は、成人男性。

意思表示の書面が残されていなくとも、
元気な頃に話していた言葉の中に、
意思表示と思われる言葉があり、
家族もそれを生かしたいと、同意したわけだから。



ただ、本当に、改正法施行とともに、
世の中が確実に変わっていく中で、
一人ひとりが、これを機会に、
自分が、あるいは家族が、
ドナーにもレピシエントにもなりうる可能性があるということを
リアルに考えなくてはならないと思う。

かあさんは、昨年からずっとリアルに考え続けた結果、
「家族の同意だけで可能」というのは、
おかしい、と思っている。


折りしも、昨日、
かあさんの父、ほのじいさんが遊びに来ていた。

かあさんは、ほのじいさんに、
ドナーカードと、ノンドナーカード、
2種類のカードを、渡した。
(ドナーカードでも拒否の意志記入欄はあるのだが……)

どちらでもいいから、書いて持っていて、と。

かあさん個人は、
自分の両親や家族に、臓器を提供して欲しいとは思わない。

ほのさんに限らず、自分の家族たちには、
ありのまま、そのまま、
亡くなっていってほしいと、願っている。

だが、それは、かあさんの考えである。
家族の思いである。

その思いを、ほのじいさんに伝えて、
その場で話し合ってもよかったのだ。

でも、なぜか、そうしなかった。

普段から、臓器移植のことについて、
これだけ自分の考えを書いている、
自分なのに。

かあさんの考えを、押し付けたくなかったのだろうか。

それとも、真意を聞くのが怖かったのだろうか。

いや、そんな単純な気持ちではなかった。

改正法施行の日、
ニュースでは、しきりに
「家族での話し合いを」などと言っていたが、
それがどんなに難しいことか。

そして、「本人の意志を尊重する」ということも、
本当に難しいことだと思った。



少し、話はさかのぼるが、
今月1日の朝日新聞「患者を生きる」に、
ほのさんのおともだち、
おそらにいる「ノンちゃん」のお母さんの投稿が載った。

「動かない娘と過ごした時間」


脳の機能が失われていまっても、
強い生きる意志があった、ノンちゃん。

そんなノンちゃんを、かわいがるお兄ちゃん。
どんな元気な兄妹と変わらない、
幸せに満ちた、微笑ましい写真が掲載されている。

「こどもの臓器提供が、親の意志だけでできる」
ということの危険を訴えることは、
投稿の中で、お母さんがおっしゃるように、
「臓器移植に反対する」とか、
そういうことではないのだ。

こどもは、親の所有物でもなく、
こどものいのちは、親の手の中にあるものではない。
こどものいのちを日々、守っている家族のことばに、
耳を傾けて欲しい。



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by honohono1017 | 2010-08-10 12:10 | Life
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