ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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それでも、人生はすばらしい、か。

土曜日の夕方、
ほのさんのおともだちの、ノンちゃんが、
お空に旅立ったことを知った。

本当に、ほんとうに、
ほんとうに、ショックだった。

ノンちゃんと、おともだちになったのは、
ごく最近のこと。

でも、ノンちゃんのお顔は、
ほんとうに可愛らしく、すぐにとりこになってしまうほど。

ご縁があって、お母さんとも、
本当だったら、今日、お会いする約束をしていた。

今さらだけど、なんて人生は辛いのだと思った。
こんなに可愛らしく健気ないのちを、
神様はなぜ、次々と奪うのか、わからない。

それとも、こどもたちは
お空に行ったほうが、幸せなのか。

ノンちゃんのいのちの重みが、ズシン。

お空のうえで、元気良く、軽やかに、
駈けずり回って、笑顔を振りまいている、
ノンちゃんの姿を思って、
こころから、祈ります。



かあさんは、いつもいのちのことを言っているけど、
ほのさんの死について、
あまりリアルに考えることが無かったのだ、
ということに、初めて気付いてしまった。

この日々の小さくて大きな幸せが、
永遠に続くはずも無い。

目の前で死にかけたこともあったが、
だが、きっとどこかで、
ほのさんは死ぬはず無い、と思っていたに違いない。


ほのさんにそのときが訪れた時、
かあさんは、ほのさんのために、
何を選択するのだろうか。

ほのさんのために、ではなく、
結局は、自分自身のために、なのだろうか。

これだけ毎日、ほのさんはこっそりと、
かあさんに、自分の気持ちを打ち明けてくれている。

きっと、死が訪れた時にも、
ほのさんは、どうしたいか、教えてくれるのだろう。

かあさんは、それをきちんと聞いてやれるだろうか。

また、そうしてやることが、本当にいいことだろうか。

そんなことを考えている間にも、
そのときは、今日にも明日にも、
訪れるかもしれない。
そのことにも、気付いてしまった。

かあさんは、いのちのことを、
生と死のことを、
ちっとも、
わかっていなかったんだ、きっと。

わかろうとしてなかったんだ。
見てみぬフリ、かな。

かささんは、ほのさんを、失うことが、
怖い。

怖い、
怖い、怖い。

自分のことしか、考えていないのかもしれない。

ほのさんを、失った、自分。

ほのかあさんという、アイデンティティーの、崩壊。

こんなにも、ほのさんがすべてで、
そんな生き方、いけないってわかってるけど、
どうしていいか、わからない。

混乱。




そんなことを、グルグルグルグル、考えていた。

日曜の朝、
気を失うほどの、頭痛。
頭が、割れる。
世界が揺れる。
吐き気。

気が遠くなる。

救急車を呼んで、
かあさんが、入院となれば、
ほのさんを預かってもらわねばならないので、
ほのさんの病院に搬送をお願いしたが、
断られた。

それで、
脳神経外科のある病院に運ばれ、
CTを撮るが異常なし。

おそらく、偏頭痛の大発作だろうと。

注射、座薬。

薬が強すぎて、嘔吐、発疹。


そのため、また点滴…。

4時間ほどで、なんとか動けるようになり、
一人で、タクシーを呼んで、帰宅。


ほのさんの、死を考えていた、はずだった。

だけど、自分が運ばれて、
やっぱり、死は、ほのさんだけのものではなく、
自分にも、誰にも、等しく訪れ、
それはいつ来るかわからない……と思った。

もし、これが偏頭痛ではなく、
アタマの血管でも切れていて、
そのまま死に至るようなことになっていたら、
かあさんは、そのときを、
一人で迎えなければ、ならなかった。

とうさんが、もし、そうなって、
運ばれたとしても、
かあさんは、付き添うことが出来ない。
ほのさんと、一緒に、
おうちから祈るしか出来ない。

だからといって、それは、孤独な死か?

かあさんが、あのまま一人で病院で死を迎えていたとしても、
ほのさんと、とうさんとの、
あたたかい思い出に包まれていただろう。

それなら。

ほのさんの、そのときも。

そのとき、どうすることを選んだとしても、
それはきっと、最善の判断であり、
それ以上はなく、
そうすることしか、
できないんだ。




いまだ、めまいが時々する。

だが、ウダウダもしてられん。

ほのさんは、今日もあたたかく、
穏やかで、
かあさん、かあさん、とお話している。

もうすぐ来る、
クリスマスを、心待ちにしている。

そうだ、クリスマスケーキを決めないと。

ほのさんと、とうさんの、
クリスマスプレゼントを決めないと。





それでも人生は、すばらしい……

楽観的なかあさんをもってしても、
はっきりとそう言えるのには、
もう少し、時間が、かかりそう。


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by honohono1017 | 2009-12-15 10:24 | Life
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