ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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幸運をホンモノにするための努力

ほのさんとのバラ色在宅生活も10ヶ月が経った。
その間、かあさんがずっと苦しんでいたこと。
医療依存度の高いこの子の在宅での「生活」の中に、
どれだけ自然な形で、必要な分だけの「医療」がおさまるかということ。

ほのさんを家へ連れて帰ったのは、言うまでもない、
家族三人で、お家で穏やかな生活を送りたいと願ったためだ。
場所が病院から自宅に移っただけで、
「生活」より「医療」が際立ってしまっては居心地が悪い。
かといって、必要な「医療」を怠ればいのちにかかわる。
そこが難しいところ。

お家で「医療」のメインとなるのは訪問看護だ。
かあさんは、訪問看護を受けるようになった退院当初から、
ほのさんの習慣や好き嫌いをできるだけ伝えるように努力してきた。
だが、それがなかなかうま伝わらなかった。
一般的にはそうであっても、ほのさんにそれをすると逆効果であったり、
余計苦しくなるというようなことや、
モニターの数値が低くなって、こういう表情をするときは、
こういうことを訴えています…とか。
おそらく、それらのことは、かあさんだからわかることであり、
ほのさん特有のことであり。

訪問看護師という立場から同じことを見たときに、
「医療」という根拠に立つと、かあさんと同じ判断にならないのは当たり前だ。
職務上の責任もある。
その隙間をどうやって埋めるか…だ。

医療的根拠に基づきながらも、
快適な在宅生活を送るために、
「医療」をほのさん仕様にカスタマイズする。

先日のカンファレンスで訪問看護ステーション所長からこのようなことばを受け取った。
「おかあさんがしているのは子育てです。
ほのさんの習慣や嗜好はおかあさんのようにはわからない。
だけど、その子育ての中で、不安な要素、たとえばおしっこが溜まると
苦しくなってサチュレーションが下がる、
というようなおかあさんの見方を、
尿量を測っって数値化することで、
原因が本当にそこにあるのか、そうでなければその他に考えられることは…
という風に解決できることもあるのじゃない」、という。
ただ、このような提案は、
病院ではないのでやりたくない、とか
尿量を測ること自体負担になる…とかいうことも考えられるので、
提案するのも少し憚られた、と。

かあさんは、この訪問看護からの提案をありがたく受け取った。
ほのさんは、このようにものも言わず寝ているが、
それでも個性があり、意志がある。
医療依存度の高い特殊な子育てという場面において、
訪問看護が発揮しうる専門性を真剣に検討してくれたのだ。

ただ、お風呂に入れてもらえればいい。
ただ、血圧を測ってもらえればいい。
それも確かに、訪問看護の専門性かもしれない。
ただ、そこにほのさんらしさがみえない。
そんなもの求めて、めんどくさいけど。
ただ、ほのさんを通していただいた大切な出会い。
一方的に求めるのではなく、与えられるだけではなく、
ほのさんとかあさんも何かを与えられるくらいになりたいものだ。

ステキな訪問看護師に出会えた幸運。
その幸運をホンモノにするための努力、これからも怠らないようにしたい。

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by honohono1017 | 2009-05-19 11:09 | Life
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