ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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いつもの母さん帰ったよ。

父さんが、いつものように「出かけておいで」と言ってくれた。

母さんも、仕度をしつつ、別に用事ないしなあ…、なんか体ダル重だしなあ…、でも今日外出ないと
ますますストレス溜まるしなあ…と心の中でモヤモヤが。

父さんは、快く送り出してくれるのだが、ほのさんの痰がズルッていても引く様子がない。
さっきも、ほのさんの体を拭いた後に、「体温下がっちゃった」と言う。

ものすごーく痰が多いわけじゃないけど、いつもなら母さんは引いている。
体温も深刻になるほど下がったわけじゃないけど、いつもは下がらない。

極めつけ。
「お昼は、冷凍庫においしそうなココナッツカレーがあるから。あ、でもごはんがない…。
ご飯炊いて食べるの、面倒くさい?」
「いいよ、俺好きなように食べるから」

好きなように
この言葉が心に突き刺さった。
父さんが悪いのではない。
むしろ、出かけておいで、美味しいもの食べておいで、と言ってくれる理解あるオットだ。

ほのさんが、ズルッと言ったらできるだけ吸引してあげる。
体温管理もきちんとする。
面倒なようでも、具合悪くさせないように用心する。
お休みの日、さっと食べれるモノ、父さんの好きなカレー、買っておこう。
ごはんは、今日炊いて冷凍しておけばいつまでもつ、と計算。

なんだか自分が毎日毎日せこせこやっていることがなんだか急にバカバカしくなった。
悲しくなった。
疲れた。

自分の好きな時、好きなように、何かをすることなんて母さんにはない。

でも、別に父さん悪くないから、怒るわけにもいかない。
気持ちを吐き出すところがない。


お天気がいいので、チャリをかっ飛ばした。
青空。
暑いくらいの日差し。
連休の家族連れ。

さっきまで、自分の不自由さを辛く思ってたはずが、
急に、ほのさんと父さんが恋しくなった。

そうだ。
母さんは、この生活が好きなんだ。
自分で選んだんだ。

ごめんね、父さん。
ほのさん、お土産買って帰るからね。


玄関を開けると、いつものように、父さんとほのさんの声がした。
「母さん、お帰り~」

「母さん、帰ったよ~」
いつもの母さん、帰ったよ。


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by honohono1017 | 2009-04-26 20:54 | Life
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