ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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素敵なプレゼント

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先日の夕方、ピンポーンと来客。

インターホンに出ると、聞きなれない女の子のどこか心細そうな、でもしっかりとした声。

誰かと思ったら、お隣のおうちに住んでいる小学生(おそらく1~2年生)のお嬢さん…。

共働きのご家庭と以前うかがっていたので、とっさに、お母さんの留守に何かあったのかと心配。

しかし、そうではなく、「外で遊んでいたら大きなクローバーを見つけたのでほのかちゃんに」と…。

!!!!

お隣の方とは、特に親しいご近所付き合いがあるというわけではなく、だけどとても感じの良い奥さんで、

ほのさんが生まれて9ヶ月、やっと連れて帰れると決まった時に、はじめて詳しい事情をお話しに行った。


我が家の玄関の表札には、ほのさんが退院するずっと前から「帆花」とちゃんと書いてある。

我が家は3人家族。ちゃんとほのさんという娘がいるのに、うまれてから9ヶ月間家にいなかった。

だから、表札に「帆花」の名前をいれるかどうかしばらく迷っていた。

名前を入れても、すぐに消さなきゃならない日がくるかもしれない、そんなことも考えた。

お隣さんにしてみれば、表札には名前が増えている、赤ちゃんの洗濯物も干してある…

でも赤ちゃんの泣き声や気配がない…と心配してくれていたのだろう。

事情をお話に言ったとき、奥さんが「表札を見て娘になんて読むの?と、聞かれたの」とおっしゃっていた。

ほのかと言います、なかなか外に遊びにいけないけどお友達になってね、とその時お嬢さんにお話した。それ以来だった。







玄関をあけると恥ずかしそうに、緊張しているようで、でも堂々と立っていた。

「これ、ほのかちゃんにどうぞ…」

見ると、本当に大きな三つ葉のクローバー003.gif

その大きさにもびっくりしたけど、なんとなくお嬢さんの後ろに奥さんもいるような気がしていて、1人だったのにもびっくりしたし、思いがけずこんなに心のこもったプレゼントをいただけることにもびくりして…

母さんの方がかなりしどろもどろになり、あとで思えばお嬢さんのお名前やお歳を聞けばよかったナと…

母さん、まさに子育て中と言えども、ほのさんはフツウの子とは違う成長をしているもんで、

どのくらいの歳の子がどのくらいのことを理解できるのかとか、どう接したらいいかとか、

まったくといっていいほどわからないわけで…。


だけど、なんて素敵なんだろう。

いまだかつてこんなに心のこもったプレゼントをもらったことがあったろうか。

ほのさん、ほのさん、いいのもらったよ~と母さん半べそ007.gif

こんな素敵なプレゼントをもらえるなんて、それだけでほのさんの在宅生活、選んでよかったよ~。

病院で生活していたら一生、ほのさんも母さんもこんな経験できなかったわけで、

たくさんの危険な目に会い、苦労も多い毎日だけど、ほのさんのような子を在宅でみると決めたこと、

ただの親のエゴではなかったかなと。


あんまりおでかけもできず、ほのさんという、人工呼吸器やら何やら色々機械のくっついてる、ちょっと個性的な秘密のオヒメサマが、人知れずこの町のこのアパートでひっそり暮らしている…

そんな風に思っていたけど、ほのさんは母さんが思っている以上にお友達もいて、

たくさんの人に囲まれて助けられて、ひょっとしたらフツウの1歳児よりも豊かな社会生活をおくっているんじゃないか…。

お隣りのお嬢さんとうちのほのさんはちゃんと会ったこともないのにちゃんと友情を育んでいたのね!



おとなりのお嬢さん、本当に素敵なお嬢さん!

こんどはホンモノのほのさんにぜひ会いにきてね。

大きなクローバーをもらったほのさんばかりか、

この小さな女のこの行動に、母さんどんなに励まされたことか!

こどもの力って本当にすごいんだなあと、しみじみ思った母さんです。
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by honohono1017 | 2009-03-29 18:05 | Friends
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