ほのさんのバラ色在宅生活


低酸素脳症、人工呼吸器をつけた娘とのナナコロビヤオキ的泣き笑いのバラ色在宅ライフ
by honohono1017
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春は別れの季節…

3月と言えば、卒業シーズン。

ほのさんと母さんも、涙の別れを経験することになりました。

在宅生活を始めて以来、8ヶ月間お世話になったお二人の訪問看護師さんが退職されます。

お1人は、週2回、重たいほのさんを抱っこしてお風呂にいれてくれてました。

なんと、定年退職…というだけあって、看護師としても経験豊かであり、

子育ての大先輩としても、本当に頼りにしていたのです…。

ほのさんも、この看護師さん大好きで、不思議とよくお話してました。

もうお一方は、週1回2時間来てくれて、母さんが外出する間、ほのさんとお留守番してくれてました。

当然のことながら、ほのさんをおいて母さんが出かけることはできないわけで、

ちょっと牛乳買いに…というのも、父さんが仕事から帰ってから出ないと行けない。

下手すれば、2週間、文字通り1歩も家の玄関から外にでれないこともあり。

そんな生活の中で、この看護師さんのお留守番してくれる2時間がどんなにどんなに

ありがたかったことか003.gif

ほのさんを自宅に連れて帰ってから、初めてお留守番させて嬉しいのと不安なのとで、

涙しながらスタバに行った日のこと、思い出すなあ。

訪問看護といったら高齢者がメインで、特に小児(乳幼児)などは症例自体少なく、

引き受けてくれる訪問看護ステーションは少ないのが現状。

病棟看護と違って患者と接する時間もごく僅かでありながら、

設備もなくドクターやスタッフもいない自宅で命を預る。

特にほのさんは、人工呼吸器がついているし、自分で意思表示できないし、

落ち着いていると思っていてもいつ何がおきるかわからない…。

そんな子をこの8ヶ月間みてくれて、可愛がってくれて、本当に色んなことがあって…。

ほのさんの人生、母さんの人生、たくさんの人と出会い、別れ…

でもこのお二人と過ごしたことは一生忘れないだろうなあ。

感謝などという言葉では足りない。



父さん母さんは、ほのさんが産まれる時に臍帯が切れてしまって仮死状態になり、

でもとっても強い子で、生きたい思いの強い子で、だからそのほのさんの意思と、

「家族は一緒にいるのが当たり前!」というただその一心で、

深いこと考えず、気管切開して呼吸器を持って自宅へ帰ることを選んだ。

どんなことが起ころうとも、最悪のことも覚悟して、家族の幸せな時間を求めて。

その覚悟ができるのは、ほのさんの親だからだ。

常に危険と隣り合わせのこの決断に付き合ってくれる訪問看護ステーションがあるなんて、

客観的に見れば、ホントに奇跡的。

だから、この別れは、単に担当看護師と患者の別れというようなものではない。

NICU不足や妊婦のたらい回しなどのニュースが世間を騒がしている中で、

NICUで救われた命がこうやって、たくさんの人に助けられて在宅で育まれていること、

もっとたくさんの人に知ってもらいたいな…。



お二人の看護師さん、本当に本当にありがとうございました。

お二人のこれからの幸せを心から願い、

我が家もこれからも明るく楽しくやっていくことで、恩返しができればと思います。
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by honohono1017 | 2009-03-27 17:58 | Friends
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